学名 Cosmos bipinnatus Cav.
  和名 秋桜(アキザクラ)
  別名 大春車菊(オオハルシャギク)
  英名 Common cosmos
  科名 キク科
  属名 コスモス属
  原産 メキシコの高原地帯
  花言葉 乙女の真心、純潔、愛情
  語源 ギリシャ語で (Kosmos)、秩序、調和、美などの意味
 
 種名のbipinnatusは、「二回羽状の」という意味で、対生する細かく裂けた鳥の羽状の葉の形によるもの。


 
 コスモス属は、29種ほどあり、メキシコを中心にして、熱帯アメリカ地域に分布している一年草または多年草。


 
 日本で園芸用として栽培されているのは、主に、一年草のコスモス(Cosmos bipinnatus Cav.)とキバナコスモス(Cosmos sulphurens Cav.)の2種類で、チョコレートコスモスは多年草です。


 
 コロンブスのアメリカ大陸発見後、スペイン人がメキシコの高原に咲くコスモスを見つけて持ち帰り、マドリッドの植物園長ガバニレスがギリシャ語の(Kosmos)、秩序、調和、美などという意味のコスモスと命名したそうです。   
 日本には江戸時代末期に種子が伝わったのですが、明治9年(1876)、美術学校の教師として来日した芸術家ラグーザがイタリアから種子を持参してきたことから本格的に広まったといわれています。明治末期には全国に普及、各地で栽培されるようになりました。
 在来種は白、ピンク、紅の3色で一重ですが、品種改良により多くの新品種が作られています。

センセーション ラジアンス ベルサイユ レッドベルサイユ フラッシングピンク
 濃紅色、桃色、白色の花径10センチ程度の大輪で、最もポピュラーな品種。早生種で夏から花を咲かせる。  桃色で中心部に紫紅色の蛇の目模様。センセーションの改良品。  センセーションの四倍体品種。花径10センチ〜12センチの巨大輪、、スペシャル(濃い桃色)、ピンクベルサイユ(桃色)、ホワイトベルサイユ(白色)など。   レッドベルサイユ(濃い紅色)  淡いピンク色に桃紅色のはけ目
あかつき 日の丸 イエローガーデン サイケ   サイケ
 
 白色に鮮紅色の縦縞絞り  白色で中心部に紅色の絞りで日の丸状。  明るい黄色で中心部に白の蛇の目模様、花径7センチ程度、秋咲き。1957年、佐俣淑彦氏により作り出された。  半八重咲き。桃  半八重咲き。白
  
シーシェル パイドパーレッド パイドパーホワイト 丁字咲き ピコティ
 花弁が筒状。花径6センチ程度。桃赤色、桃色、白色など。  花弁が筒状。  花弁が筒状。   一重の花弁に中心が八重咲き。  白色に桃赤色の縁取りや紅色に白の絞り。花径は7センチ程度。
   
 ピコティ ピコティ ピコティ ピコティ ピコティ
   
イエローキャンバス オレンジキャンバス 変わり咲き 変わり咲き 変わり咲き
 明るい黄色で中心部にピンクの蛇の目模様。  オレンジ色で中心部にピンクの蛇の目模様。  ラジアンスの花びら二枚が白。 センセーションの花びら二枚が赤。  花びら一枚が白
一年草でメキシコ原産。
種名のsuiphureusは硫黄色の意味で、花色は黄または橙黄色。
花は一重または半八重咲きで、コスモスよりひとまわり小さい。
コスモスに比べ草丈が低く、葉の切れ込みが少ない。
アメリカで多くの品種が作られ、日本へは大正時代に紹介された。
赤色のサンセットは1966年、盛岡市の橋本昌幸氏によって作りだされた。
サニーレッド サニーオレンジ サニーゴールド サニーイエロー ディアボロ
クレストレッド クレストオレンジ クレストイエロー オレンジロード イエローロード
  
マンダリン ブライトライト ロードスカーレット サンライズ サンセット
   
 
 チョコレート色で、一重咲きの花。なぜかチョコレートの香りがする。宿根草。

  
   


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